365 steps

人生100年時代を生き抜くために必要な2つのこと

人生100年時代

 

「人生100年時代」

そんな言葉を私が初めて聞いたのは

2017年のことだった。

 

きっかけは

Amazonでベストセラーとされていた

LIFE SHIFT(ライフ・シフト)」という本を目にした時。 

 

 

 レビュー数も多く

評価もそこそこだったため

手にとった。

 

LIFESHIFT

 

概要は

これまで人生は

  • 教育
  • 仕事
  • 引退後

の3ステージであった。

しかし今後は

  • 生活環境の改善
  • テクノロジーの変化
  • それによる医療の発達

などにより平均寿命が延長し

マルチステージ化することが見込まれる。

そして

個々のライフスタイルも多様化し

  • 働き方
  • 友人関係・配偶者との関係性などの人間関係の作り方
  • 人生の資金計画も

変容せざるを得ないだろう

といった内容だったと記憶している。

 

その後

人生100年時代という言葉は徐々に普及して

2018年末を迎えている現時点では

そんな時代を如何に生きるのかということをテーマとした記事が散見されるようになった。

 

 

人生100年時代を生き抜くために必要な2つのこと

 

人生100年時代…

私なりにどの様に生きるかを考えた時

不可欠なものが最低でも2つあるのではないかと思われた。

それは

  • 健康な心身
  • 生活をするための資金

 

健康寿命を延ばす

人生100年時代に関する記事の内容の多くは

人生の資金計画をいかにするか

と言った切り口で語られることが多いように思う。

しかし

大前提として健康でなければ資金があっても話にならない。

「いやいや寿命が100年なら充分健康でしょう」

というツッコミが聞こえてきそうだが…。

 

寿命には2つの考え方があって

1つ目は一般的に言われる寿命で

その生を全うし息絶えるまでの年齢。

 

2つ目は介護状態や寝たきりにならず

自立した生活ができるまでの期間を表した健康寿命。

 

2018年の日経の記事によると

r.nikkei.com

 

「健康寿命」が2016年は

  • 男性72.14歳
  • 女性74.79歳

だったと厚生労働省は公表したとされている。

 

この記事によると2013年時点よりも健康寿命は伸びており

平均寿命との差は男女ともに縮小している。

 

これはこれで素晴らしいことだ。

だが16年の平均寿命と健康寿命の差は

  • 男性8.84年
  • 女性12.35年

この年数を長いとみるか短いとみるかは人それぞれとはいえ

私は長いと思う。

 

人生の終末期に

完全自立した生活を送ることは理想だけれど非常に難しいことだ。

ただ少しでも長く自立した生活を送っていたい。

そのために健康寿命を延ばすべく

介護状態の誘因となる

脳血管疾患や関節疾患とならないよう備えをしておくことや

健康であるよう努めることは重要だ。

 

 

自己の価値を高める

 

人生100年時代と言われ資金計画を立てねばならないのはよく分かる。

とは言え

多くの方は如何に長く現役でいられるか

といった方法を模索するのではないだろうか。

少なくとも私はそうだ。

 

おそらく最低でも70歳

長くて75〜80歳までは働く必要があるかもしれない。

私は現時点で41歳なので

残り30〜40年は働き続ける必要がある。

 

と考えた時に

現状の職場で働き続けることができるのだろうか。

仕事自体は楽しいが

職場自体に30〜40年も所属し続けることを想像すると

やや辟易としてしまう。

そもそも職場自体が存続しているのだろうか。

転職をするにしても職場は見つけられるのであろうか。

不安は尽きない。

雇用され生活費を給与で賄う時代も終わりに差し掛かっているのだろう。

 

だとするならば

新たな働き方や

給与以外の収入の糸口を模索することが必要で

その大元となる人的資本である自分自身の価値を高めることが

人生100年時代を生き抜く重要な要件となる。

 

 

まとめ

 

健康寿命を延ばし

自己の価値を高めること

この2つが人生100年時代を生き抜くために

最低限必要だと考える。

それはもちろん

良好な家族関係や

余暇活動

人間性

なんてものも必要だろうが

主にこれまで書いた2点に関して

私自身がもがく有様を

このblogに記していこうと思っている。